少し汗ばむほどの陽気の中、神戸市東灘区の神戸国際大学にて「第4回Women’s Health Professional Seminar ~Women’s Health最前線！vol.2 ~」を開催いたしました。今回は定員を超える方々にお申し込みをいただき、申し込みを締め切ってからもキャンセル待ちでのお申し込みが相次ぐほどの盛況となりました。



トップバッターは当法人代表理事の荒木が「（一社）WiTHsにおける産前産後ケアの考え方
～治療と予防・健康増進の違い～」と題して、理学療法士としてのアイデンティティを持って法令を遵守しながら、どのように「予防・健康増進」と「治療」に関わっていくべきか、我々の活動のスタンスを含めながらお話いたしました。



大阪回生病院リハビリテーションセンターの春本千保子先生には「骨盤臓器脱に対する個別評価と治療展開～婦人科医師と理学療法士の連携による取り組み～」というタイトルで、骨盤臓器脱の概要と先生方が取り組まれている臨床の実際について、基礎となる解剖学から症例提示までを通してお話しいただきました。



畿央大学健康科学部理学療法学科の梶原由布先生には「月経のしくみと月経にまつわるトラブルについて～月経困難症，月経前症候群(PMS)，無月経を中心に～」というテーマで、月経のしくみと月経周期に伴うホルモンバランスの変化が心身にどのような影響をもたらすのかについて、またそれに対して理学療法士としてできることは何かについてお話しいただきました。



Women’s Healthというと産前産後の心身の変化について注目されますが、今回の先生方のご講演はそれにとどまらず、より深く広い視点からコメディカルがWomen’s Healthに関われるのであるということを示唆していただきました。

また今回も託児スペースを設け、7人のお子さんたちがお父さんお母さんと一緒に参加してくださいました。
毎回神戸市東灘区のsweetsを楽しんでいただいている恒例のtea breakは、最近は百貨店などでも見かけることの多い、東灘区の御影という町に本店のある「ケーニヒスクローネ」のパイをご用意し、参加者の皆様に楽しんでいただきました。


今回のセミナーも盛況のうちに無事終えることができました。
ご参加くださった皆様、運営をサポートしてくださった皆様に感謝いたします。
次回のイベントは9月4日の予定です。HP、FBでもご案内いたしますので、お待ちください。
  

あけましておめでとうございます。

昨年は様々なイベント等で多くの方のお力を借りながら、
たくさんの方々と出会う機会をいただき、心より感謝しております。

本年は「一般社団法人WiTHs」として二期目を迎えます。
今後も新たな取り組みを行っていきたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、3月には【第3回Women's Health Professional Seminar】を
開催します。

公立病院での産前産後のリハビリテーション、
骨盤底筋体操のセルフトレーニングの継続への取り組み、
が今回のテーマです。

どちらも、臨床現場では課題としてあがってくることの多いテーマだと思います。

医療機関で理学療法士がどのように産前産後にかかわるか、
また、自覚しずらく、触診も難しい部位のトレーニングをどのように継続していただくか、
そのあたりを経験や学術的な側面も踏まえ、お話していただきます。

今回のセミナーでは地元東灘区のおススメスイーツもtea breakで
お楽しみいただく予定です。

年度末のお忙しいじき、かつ、
他地域でもWomen's Healthの魅力的なイベントがたくさんありますが、
ぜひ神戸へお越しくださいませ。

たくさんのご参加をお待ちしております！